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作成日 : 2024/10/16
更新日 : 2024/10/16

Azure FunctionsでHTTPトリガーのFunctionを作ろう③

はじめに

Microsoft Azureを使った学習として、Azure Functionsで「HTTPトリガー」のFunctionを作ることにしました。
Azure ポータルからFunctionを作成~Visual Studio 2022でプログラムを作成~動作確認までを試していきます。

前回までのお話
Azure FunctionsでHTTPトリガーのFunctionを作ろう①
Azure FunctionsでHTTPトリガーのFunctionを作ろう②

Azure環境にデプロイしてみよう

1.Visual Studio 2022を起動し、作成したFunctionのプロジェクトを右クリックします。
表示されたメニューから、[発行]をクリックします。

2.公開画面のターゲットは[Azure]を選択し、[次へ]をクリックします。

3.公開画面の特定のターゲットは[Azure Function App(Windows)]を選択し、[次へ]をクリックします。

4.アカウントを追加します。

5.Azureのサインイン画面でサインインします。

6.アカウントを追加後、アカウントに紐づいているAzureのFunctionが表示されます。
Portalで作成したFunctionし、[完了]をクリックします。

7.内容を確認し、[発行]をクリックします。

8.公開が完了しました。

Azure環境のFunctionを動かしてみよう

1.Azure ポータルにログインして、ポータルメニューから、[関数アプリ]を選択し、作成したfunctionをクリックします。

HTTPトリガーのサンプルプログラムである[function1]が表示されていることを確認します。

2.[function1]をクリックします。

3.[関数のURLを取得]をクリックし、URLを確認します。

4.Azure環境のFunctionを実行します。

GETを試してみます。

ローカル環境のFunctionを実行したときと同じように、
Windows Powershellを起動し、以下のコマンドを貼り付けて実行します。
URLは、各自のAzureの画面上に表示されている[関数のURL]に書き換えて実行してください。

curl.exe  --verbose --request GET --url "https://xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx&name=ULV"

HTTP(GET)のクエリパラメータに設定したname=ULVを、Azure上で起動しているFunctionが受け取り、Functionがレスポンス(“Hello, ULV~”)を設定し、レスポンスが返却されるところまを確認することができました。

次はPOSTを試してみます。

curl.exe --data '"{\"name\": \"ulv\"}"' --verbose --request POST --url "https://xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx" 

POSTリクエストの本文に設定した{“name”:”ulv”}を、Azure上で起動しているFunctionが受け取り、Functionがレスポンス(“Hello, ulv~”)を設定し、レスポンスが返却されるところまでを確認することができました。

Azure環境のHTTPトリガーのFunctionを動作させることができました!